2012/9/13

海外からの留学生とニュース番組担当者がディスカッション〜「報道メディアとSNSの関係」について〜

2012年8月15日終戦記念日-。

テレビ東京には海外からの留学生6名と慶大生24名が集まり、『ワールドビジネスサテライト』の番組プロデューサーらとともに英語のディスカッションを繰り広げました。

テレビ東京では通常、小学5年生~高校生までを対象とした校外学習の受け入れを行っていますが、今年に入ってから2度も中国からの来訪者があるなど国際化が進んでいます。

今回は、交換留学を運営する慶応大学国際関係会から「留学生とともにディスカッションを交えたプログラムを」というリクエストが舞い込んできました。しかも「all Englishで」という要望で。

講義とディスカッションを担当したのは、『ワールドビジネスサテライト』の大信田雅二プロデューサーと『ワールドビジネスサテライト』Facebook責任者・山本名美。司会進行を務めたのは塩田真弓アナウンサー。

対する留学生は、スウェーデン、スロヴェニア、ポーランド、ブルガリア、フィンランド、ベトナムからと幅広い国からの留学生と帰国子女を多く含む慶大生で、最初から最後まで本当にall Englishでプログラムは進行しました。

ディスカッションの様子

講義に聞き入る留学生

テーマは「報道メディアとSNSとの関係」について

大信田プロデューサーがまず、テレビの報道メディアの概論や『ワールドビジネスサテライト』の番組の特徴などを話し、次にFacebookの責任者・山本が新聞、テレビ、SNSそれぞれのメディアの違いなどを検証したうえで、『ワールドビジネスサテライト』のFacebookが軌道に乗るまでの経緯や現在の反響などについて説明しました。

熱弁する講師陣

  • 「Facebookの記事を書くライターのストラテジーの統一はどうなっているのか?」
  • 「報道メディアとエンターテインメント性のバランスはどう取っているのか?」
  • 「利益を得られるわけではないのにFacebookに意味があるのか?」
  • 「Facebookをすることで視聴率に反映されるのか?」
  • 「日本の政府はメディアをコントロールしているのではないか?」

など次々と出る質問に対し、2人の講師が誠実に言葉を選びながら対応しました。

講師側からは、「若者のニュース離れが進んでいるが、皆さんはどのくらいの頻度でテレビニュースを見るか」と質問を投げかけました。1日に少なくとも1回は視聴するという人が10名くらいしかいないのを知った大信田プロデューサーからは「世の中で何が起きているかを知るために重要なのでニュースは見てほしい」
「インターネットだと自分が興味のあるニュースばかり読んでしまいがちだが、あらゆる種類のニュースを見てほしい」などとアドバイスしました。

以下は、留学生と慶大生からの感想です。

  • 「プロデューサーが体験談も交え、今の日本の学生にメディアができることに関して、ご自身の考えをおっしゃってくださった。交換生にも満足してもらえる企画になったのではないかと思う」
  • 「もっと時間をとれるのであれば、テレビ番組作成のプロセスを実際のアクティビティを通して実感できたらめっちゃ楽しいんじゃないかと思った」
  • 『ワールドビジネスサテライト』のFacebookページのファンからの期待に応えようとする姿勢が強く印象に残った。熱心なファンによる口コミがFacebookページを、また番組そのものの魅力を伝える役割を担っているのではないかとも思った」
感想を話す留学生
  • 「若者とつながっているFacebookを使うことで彼らにニュースをより興味深く真剣に考えさせるのではと思った」
  • 「ディスカッションでは、せっかくなので国毎の相違点、共通点、それぞれならではの視点ももう少し聞いてみたかったです」
  • 「報道方面の仕事を志望する人間として、テレビ局という自らの志望の最前線の現場を目の当たりにできたことは得難い経験だった」
  • 「収録中のスタジオを見られるとは思わず、貴重な体験でとてもうれしかった」
感想を話す留学生

今後も可能な限り、様々な要望に対応した「カスタマイズ型校外学習」ができればと考えています。