2013/8/14
大学1年生対象に「報道の現場を知る」キャリア大学講座を実施
新卒で3年以内に会社をやめる早期離職者が増えるなど、学生と仕事のミスマッチやキャリア形成の難しさなどが社会課題となっています。
そこで、学生たちが様々な仕事の現場を体験することで将来やりたいことを見つけ、目的意識を持って勉強や就職活動に臨めるお手伝いをするために、キャリア教育の普及をめざす「キャリア大学」にプログラム提供しました。
概要
| 日時 | 8月5日(月)10時~18時 |
|---|---|
| 場所 | テレビ東京会議室 |
| 参加者 | 大学1年生27名 |
| 授業 |
テーマ「報道の現場を知る」
|
1時限目 テレビの仕事について知る
1時限目は、番組づくりの基本的なことを理解するための授業です。
実際にニュースを放送しているフロアを訪れ、スタジオ、生放送中のサブコントロールルーム、編集室、ニュースカメラ室、中継車、パラボラアンテナ等を見学。
取材、撮影、編集、放送までの流れを体感してもらい、「放送の進行が間近で見られて感動した」「社員が生き生きと働いていた」等のコメントが寄せられました。

準備中のサブコントロールルーム。放送中は秒刻みの進行となり一気に緊迫する。

放送前のスタジオでアナウンサーの原稿読み体験。
2・3時限目 番組づくり体験(講師:「ワールドビジネスサテライト」プロデューサー)
午後からは、番組の特集企画を考えるグループワークを実施。
放送開始から25周年を迎えた「ワールドビジネスサテライト」では、1年間のシリーズ企画として「ライジングジャパン」と銘打って日本経済の再生につながる特集を放送しています。そこで学生たちには、「もし自分が番組のディレクターだったら」という設定で、グループごとに“ライジングジャパン”を意識した特集企画を考え、発表してもらいました。

番組コンセプトや特集の作り方についてプロデューサーから説明。
「大切なのは“独自の視点”とみる人を引きつける“タイトル”かどうか」。



グループワークごとに「特集のテーマ・タイトル・取材内容・構成」を検討。

各グループの発表にプロデューサーが講評。
「実際に番組でOAできそうな、よい切り口・テーマのものもある」と高評価でした。
4時限目 番組制作者とのダイアログ(講師:「ガイアの夜明け」プロデューサー)
最後の4時限目は「ガイアの夜明け」を題材にしたダイアログでした。
事前に「ガイアの夜明け~シリーズ働き方が変わる」(2012年11/6 OA)を視聴し、番組で取材した3人のうち誰の生き方(働き方)に共感したか、将来働く上で大切な価値観等について、グループ内、及び、プロデューサーとディスカッションをしました。
参加した学生の多くは、高校生の時から仕事や働くことを意識してきたそうです。
「グループディスカッションを通じて多様な価値観があることが分かった」「刺激を受けた」等の前向きな意見、仕事を通じて社会に貢献していきたいという熱い想いが聞けました。

「ガイアの夜明け」プロデューサーから番組コンセプト等について講義
「ドキュメンタリーなので“人”を描く。主人公は働く人」


グループで話し合ったことを発表する学生。
番組をみて、仕事を通じて社会に貢献する働き方に多くの学生が共感。
* * *
実施後のアンケートによると、生放送の現場での緊迫した雰囲気や、働いている社員の生の姿が強く印象に残ったようでした。働くこと、これから生きていく上で大切なことについて、番組制作者から話を聞いたり仲間と話し合ったりしたことで、漠然としていた「働くということ」について学生たちがより具体的にイメージできたようで、このようなお手伝いができてよかったと思いました。
