2013/9/20
地域の“人間力”あふれる人々にスポットを
~2013年度「人間力大賞」の選考委員を務めて~
去る9月20日に、日本青年会議所が主催する「2013年度 人間力大賞」の授賞式が開催され、選考委員として授賞式に参加してきました。
「人間力大賞」とは、それぞれの地域の青年会議所が、「熱い情熱を持って活動する、人間力あふれる若者」を各地域から選出、その中から、最も人間力あふれていると思われた方がグランプリを受賞するというものです。
「経済の現場で奮闘している人たち」を追っている番組『ガイアの夜明け』のプロデューサーであれば、「熱い情熱を持って活動している人たち」を多く見てきているのではないかということで、私にも選考委員の白羽の矢が立ったようです。他の選考委員は、アフラック創業者の大竹美喜さん、ベナン大使のゾマホンさんなど、約10人です。

選考委員を務めた野口雄史プロデューサー(手前)
具体的に何をしたかと言いますと、まず、候補者30人分の活動実績をまとめた分厚い書類が、どっさりと自宅に送られてきました。これを読み込むのに2~3日かかりました。そして、各選考委員の書類審査をもとに、ファイナリスト10人にしぼられ、7月20日、その10人による最終プレゼンが行われました。「やっていることが斬新」で感心することがあった一方で、「決してあきらめない精神力」に目頭が熱くなることが度々ありました。グランプリを決める選考会議は、2時間近くもの激論となりました。

授賞式の様子
グランプリは長屋宏和さんという方で、FIレーサーを目指していたのに、レースで大事故を起こしてしまい脊椎を損傷、車いす生活となってしまいます。しかし、そんな自分だからこそ出来ることがあるのではないかと、車いすの方用のレインコート(車いすごと包まれる)や、床ずれしないジーンズなどを開発。しかも、いまだF1レースに復帰したいという夢を抱いているという方です。
グランプリを受賞した長屋宏和さん
今回、長屋さんを始め、人間力大賞の候補者30人すべて、選考委員をやるまで存じ上げていない方たちばかりでした。つまり、全国的には無名でも、人間力あふれる人たちが、まだまだ日本各地にたくさんいるということに驚きました。番組を通して、もっとそういった人たちにもスポットをあてていきたいと改めて感じました。
報道局報道番組センター
「ガイアの夜明け」チーフプロデューサー
野口雄史
