2014/11/25
「安心・安全」なアニメ番組を届けるために
アニメ制作における厳しいチェック体制
テレビ東京のアニメ局では、テレビ東京とBSジャパンで放送しているアニメ番組の制作や放送管理を行っています。アニメ番組は小さい子供や家族を含め、幅広い視聴者に親しまれるコンテンツなので、「安心・安全」を心がけて日々の制作過程で地道な取り組みを続けています。
視聴者が不安なく楽しめる番組を
アニメ1話を制作するのには長い時間がかかります。
最初のシナリオ会議(OA9~6か月前)から始まり、絵コンテ、台本など、各制作段階で、暴力描写・性描写・言葉表現など不適切な内容が含まれていないか、内容上他者の権利を侵害していないかなどを確認しています。
アフレコの際には、プロデューサーが立ち会ってセリフを監修・チェック。アニメが完成しても、放送内容がそのタイミングの社会的な事件・事故を想起させる可能性があれば、その回の放送を見送ることもあります。
新聞のテレビ欄・電子番組表の番組掲載情報は、プロデューサーが2名体制で確認し、正確な情報提供を心がけています。
また、視聴者プレゼント応募者の個人情報の管理体制も強化しています。例えば、最近増えている電話での応募では、専門の事務局を設け、応募の受け付けから賞品配送までを一元化することで、情報漏えいを防いでいます。
1997年にテレビ東京系列で放送されたアニメ『ポケットモンスター』を見た視聴者が光の点滅で発作を起こす事態が発生しました。それ以来、テレビ東京のアニメ制作現場では、再発防止に向け点滅の基準をオーバーしているか判別できる専用のソフトウェアを用い、すべての映像をチェックしています。さらに1作品につき2名のプロデューサーが目視で最終確認。機械でクリアしても目視で刺激が強ければ、映像を修正します。
また「番組を見る時は部屋を明るくしてください」というテロップは、テレビ東京が民放で初めて表示しました。
今後もあらゆる角度から「安心・安全」を考え、視聴者が不安なく楽しめるアニメを届けていきます。


絵コンテのチェック
1話につき約200ページに及ぶ絵コンテをチェック。暴力描写・性描写などを注視し、少しでも疑問に思う点があれば詳細を確認。

台本
台本はアフレコの直前に完成することがほとんど。タイトなスケジュールの中でも、セリフ上、放送するに不適切な表現のチェックは欠かさない。

点滅等検出装置
映像表現とともに点滅等もチェックする。端末に専用のソフトウェアが内蔵されており、1秒間に3回以上光が点滅すると不合格を知らせる。さらに2名の目視で、過剰な点滅や幾何学表現を見逃さない。
